重症筋無力症とは
私の掛かった病気、重症筋無力症(Myasthenia Gravis、通称MG)って病気は、
身体に異物(ばい菌、ウィルス、病原体など)が入った時、
身体を守るために抗体というものを作り、その異物を攻撃して、
自分の身体をまもっています。
それが、なんだかの原因により自分自身を攻撃する抗体ができてしまい。
自分の体を攻撃してしまう状態(自己免疫矛盾)を起こしてしまう。
MGって病気は、この自己免疫矛盾を、筋肉を動かす神経にある、
神経伝達物質受取所(アセチルコリンレセプター)を攻撃する抗体ができる事で、
筋肉への指令が伝わらなくなり、まぶたが下がったり、
シャンプーするのが困難になったり、歩くとふらついたり、モノがダブって見えたり、
食べ物を飲み込みにくかったり、息苦しくなったりする病気です。
この症状が、必ずしも全部でるのでは無く、人によっては、まぶたが下がって
くるだけであったり、全部起きたりします。
症状が出てきたら、呼吸筋などに症状が出る前にお医者さんに行きましょう。
私の場合、足、手、まぶた、目に症状が強く出ていました。
できるだけ早くに検査した方が良いとの事で、検査入院して、
更にできるだけ早く治療を開始するとの事で、そのまま治療入院しました。
※この病気、国の難病治療認定の病気になります。
治療に掛かるものはすべて国の負担となります。
MGにはいろいろなタイプがある
上でも書いたように、MGの症状が、まぶただけに出る人もいれば、
全身に出る人もいます。
それだけではなくて、アセチルコリンレセブター抗体が出を持っている(陽性)人と、
抗体を持っていない(陰性)の人もいます。
さらに、この病気は、抗体を作る胸腺に腫瘍がある場合が
あり、胸腺腫瘍がある人と無い人がいます。
MGの検査って
重症筋無力症の詳しい検査は、外来ではなかなかできません。
10日ぐらいの入院で済みます。具体的な検査と言っても私が受けたものしか
書けませんが、参考までに。
採血による、アセチルコリンレセプター抗体の検査。
胸部X線とCTによる胸腺腫瘍の確認。
筋電図を用いた筋肉の検査
(↑コレはちょこっと痛いけど、MGだと特殊な波形を示すのでわかりやすい。)
テンシロン検査(アンチレックスというお薬を点滴して、元の状態を見ます。)
心電図、呼吸器の検査。などをして、あと症状をみて総合的に判断されます。
MGの治療法
その人の症状によってまちまちですが、抗体陽性の人や胸腺腫瘍がある場合は、
摘出手術をしたりします。
あとはステロイドホルモン剤もしくは点滴とアセチルコリンを壊す
コリンエステラーゼを抑える薬(抗コリンエステラーゼ剤)を用いた治療。
免疫抑制剤を用いた治療などが行われます。
症状が重かった場合または呼吸困難などを起こした場合は血漿交換も行われます。
症状が軽い人は、通院という形をとる方もいるようです。
MGになったsummyより
summyの場合、1ヶ月くらいで悪いのに気がつきましたが、そうではなく、
長い間かかって分かる人もいるようです。中には気が付かないうちに
治ってしまう例もあるようです。
メチャメチャ痛いって事は無いのですが、私の場合、体が重たかったり、
目が開かなかったり、とにかく極端に疲れる病気だって言う印象があります。
お薬を飲むようになったら、だんだんと、よくなってきたように思われます。
入院が長いのは、お薬は、ゆっくりと増やしていって、
ゆっくりと減らさないといけないお薬なので、その分時間が掛かります。
点滴や手術をしない私の場合でも病院から出られないのは、
感染症やお薬の副作用に対処するためです。
この病気、難病ですが死をしめすことは無いのです。
気を長く持って病気と付き合うこと、治療を続ければ、
これ以上の悪化は無いって事が救いです。